現在日本にとって国防の最大の問題と言えば、北朝鮮であると言えますが、今日はこの厄介な国への対応手段について考えてみたいと思います。
まず、昨今騒がれている「経済制裁」について。
私は、個人的には反対の立場を取りたいと思います。
それは、経済制裁は軍事力を持たない日本にとって『残された最後の外交カード』だからです。
これは、安易に使ってしまってはなりません。北朝鮮にはまだ『核実験というカード』が残っているので、今、それこそ『拉致問題』という、核実験と比べると重要度が低い問題で、残る最後のカードを手放すのは愚の骨頂と言うものでしょう。
さらに問題点もいくつかあります。
それは、「北朝鮮との対話が完全にストップする」ことと、「北の核が飛んでくるかもしれない」こと。「拉致被害者の命が危険にさらされること」です。
メリットと言えば、『国内外に日本の決意を知らしめることができる』くらいでしょう。
上手くいけば、経済制裁は効果を発揮するでしょうが、いまの北朝鮮を見る限り、上手くいくことはありえないでしょう。
より、強硬な手段を講じてくる可能性もあり、追い詰めないほうがいいかもしれないほどです。
すこし兵法を知っている人なら、『囲む師は欠く』と言われればわかると思います。
逃げ場がないほどに追い詰められると、人は返って強固に防戦します。
しかし、逃げ場がひとつでも開いていると、ついその逃げ場へと逃げてしまいます。
つまり、交渉の余地を少しだけ開け続けておくことが、相手を追い詰める上での重要なことなのです。
では、この場合どうすればよいのでしょう。
答えは簡単です。私も前々から言っていることですが、『自衛隊を国軍化し、憲法9条を廃止する』ことです。
なぜ、これが北朝鮮への対抗手段になるかと言うと、「北朝鮮が日本にデカイ態度がとれるのは、日本に軍事力がない」からです。
いくら本土防衛能力は高い自衛隊ですが、軍事侵攻はしないことになっているせいで、空爆能力等はゼロです。
つまり、憲法9条のせいで、せっかくの外交の一手段である「軍事的威嚇」が封じられているのです。
なぜ、アメリカがデカイ態度が取れるのかというと、アメリカが
「アメリカを怒らせたら、どうなるかわかってるな?」
と言えば、本当に攻めてくる点にあります。
いくら日本が
「日本を(以下略)」
といったところで、脅威や説得力などは0です。
なぜなら、日本が講じれる最高の威嚇行為は「経済制裁」だからです。
いくら経済大国といえど、「経済制裁」は実際に行わないと効力を発揮しないのです。
それに比べて、軍事力はどうでしょう。
「持っているだけで効力を発揮する」ではないですか。
北があのアメリカ相手にも、引かずに狂的なまでな態度を取れるひとつの要因が、「北朝鮮は世界第二位の兵力を誇る軍事大国である」点でしょう。
日本は世界でも名立たる経済大国ですが、経済に反比例するような軍事力しか持っていません。
国防費自体は世界第二位ですが、GDP比1%などという低水準な、国の大きさに見合わない国防費です。(中国も、『国の大きさに見合わない』国防費を使っていますが……逆の意味で)
では、日本が自衛隊を国軍化して、「普通の国家」となった場合のメリットを考えて見ましょう。
まず、諸外国へのアピールになります。
日本は「金だけ出す国」とは言われなくなります。(私はこの「金だけ出す国」と言われるのが嫌ですが。日本が出さなけりゃ、どこが出すのかを考えない意見ですから)
そして、外交を主体的に行うことが出来るようになります。
いちいちアメリカと歩調を合わせる必要もありませんし、アメリカの力を借りて、やっと北朝鮮を脅せるなどということもありません。
さらに、日本への内政干渉を防ぐことにもなります。
おまけに、災害発生時にすばやく行動でき、「阪神大震災のときに起こったような二次災害を防ぐ」ことも出来ます。(有事法制確立で代用可)
最後に、「経済制裁の威力を高める」効果があります。
それは、「経済制裁を解除させるには軍事力しかない」ためです。
当然です。「経済制裁」をして聞く耳を持たない国には、攻め込めばいいのですから。
逆を言えば、こちらが経済制裁をすれば、「相手は攻めてくる可能性がある」ということです。これに対抗できることは、つまり「経済制裁をするぞ」という脅しが出来るようになり、外交のカードがさらに2枚加わるということです。
これをすると、支那朝鮮からの罵詈雑言が聞こえてくるでしょうが、完全に無視しましょう。
当然です。自衛組織の国軍化など、「普通の国になる」というだけのことであって、それに対して何か言うと言うことは、明らかな「内政干渉」ですから。
言われたら、「貴方の国の狂的なまでの軍事費をどうにかしてから言ってください」とか、「文化をパクらないでください」とか、「核作らないでください」と言えばいいのですから。
そもそも、日本が軍隊を持つことについては、どこの国も何も言えないのです。
自分の国が持っているのに、他国に「お前は持つな」など、逆ギレもいいところです。
経済制裁に比べて、はるかにメリットが多い上に、その他の諸外国との問題も一気に解決してしまう可能性のある手段だと思います。
そして、自衛隊の国軍化によって、「北朝鮮の逃げ道を空けたまま、北朝鮮を追い詰めることが出来る」という、「対話と圧力」の理想の状態へ持っていけます。
今、日本が講じることの出来る北朝鮮への対抗手段では、自衛隊の国軍化がもっとも有効だと思います。
まず、昨今騒がれている「経済制裁」について。
私は、個人的には反対の立場を取りたいと思います。
それは、経済制裁は軍事力を持たない日本にとって『残された最後の外交カード』だからです。
これは、安易に使ってしまってはなりません。北朝鮮にはまだ『核実験というカード』が残っているので、今、それこそ『拉致問題』という、核実験と比べると重要度が低い問題で、残る最後のカードを手放すのは愚の骨頂と言うものでしょう。
さらに問題点もいくつかあります。
それは、「北朝鮮との対話が完全にストップする」ことと、「北の核が飛んでくるかもしれない」こと。「拉致被害者の命が危険にさらされること」です。
メリットと言えば、『国内外に日本の決意を知らしめることができる』くらいでしょう。
上手くいけば、経済制裁は効果を発揮するでしょうが、いまの北朝鮮を見る限り、上手くいくことはありえないでしょう。
より、強硬な手段を講じてくる可能性もあり、追い詰めないほうがいいかもしれないほどです。
すこし兵法を知っている人なら、『囲む師は欠く』と言われればわかると思います。
逃げ場がないほどに追い詰められると、人は返って強固に防戦します。
しかし、逃げ場がひとつでも開いていると、ついその逃げ場へと逃げてしまいます。
つまり、交渉の余地を少しだけ開け続けておくことが、相手を追い詰める上での重要なことなのです。
では、この場合どうすればよいのでしょう。
答えは簡単です。私も前々から言っていることですが、『自衛隊を国軍化し、憲法9条を廃止する』ことです。
なぜ、これが北朝鮮への対抗手段になるかと言うと、「北朝鮮が日本にデカイ態度がとれるのは、日本に軍事力がない」からです。
いくら本土防衛能力は高い自衛隊ですが、軍事侵攻はしないことになっているせいで、空爆能力等はゼロです。
つまり、憲法9条のせいで、せっかくの外交の一手段である「軍事的威嚇」が封じられているのです。
なぜ、アメリカがデカイ態度が取れるのかというと、アメリカが
「アメリカを怒らせたら、どうなるかわかってるな?」
と言えば、本当に攻めてくる点にあります。
いくら日本が
「日本を(以下略)」
といったところで、脅威や説得力などは0です。
なぜなら、日本が講じれる最高の威嚇行為は「経済制裁」だからです。
いくら経済大国といえど、「経済制裁」は実際に行わないと効力を発揮しないのです。
それに比べて、軍事力はどうでしょう。
「持っているだけで効力を発揮する」ではないですか。
北があのアメリカ相手にも、引かずに狂的なまでな態度を取れるひとつの要因が、「北朝鮮は世界第二位の兵力を誇る軍事大国である」点でしょう。
日本は世界でも名立たる経済大国ですが、経済に反比例するような軍事力しか持っていません。
国防費自体は世界第二位ですが、GDP比1%などという低水準な、国の大きさに見合わない国防費です。(中国も、『国の大きさに見合わない』国防費を使っていますが……逆の意味で)
では、日本が自衛隊を国軍化して、「普通の国家」となった場合のメリットを考えて見ましょう。
まず、諸外国へのアピールになります。
日本は「金だけ出す国」とは言われなくなります。(私はこの「金だけ出す国」と言われるのが嫌ですが。日本が出さなけりゃ、どこが出すのかを考えない意見ですから)
そして、外交を主体的に行うことが出来るようになります。
いちいちアメリカと歩調を合わせる必要もありませんし、アメリカの力を借りて、やっと北朝鮮を脅せるなどということもありません。
さらに、日本への内政干渉を防ぐことにもなります。
おまけに、災害発生時にすばやく行動でき、「阪神大震災のときに起こったような二次災害を防ぐ」ことも出来ます。(有事法制確立で代用可)
最後に、「経済制裁の威力を高める」効果があります。
それは、「経済制裁を解除させるには軍事力しかない」ためです。
当然です。「経済制裁」をして聞く耳を持たない国には、攻め込めばいいのですから。
逆を言えば、こちらが経済制裁をすれば、「相手は攻めてくる可能性がある」ということです。これに対抗できることは、つまり「経済制裁をするぞ」という脅しが出来るようになり、外交のカードがさらに2枚加わるということです。
これをすると、支那朝鮮からの罵詈雑言が聞こえてくるでしょうが、完全に無視しましょう。
当然です。自衛組織の国軍化など、「普通の国になる」というだけのことであって、それに対して何か言うと言うことは、明らかな「内政干渉」ですから。
言われたら、「貴方の国の狂的なまでの軍事費をどうにかしてから言ってください」とか、「文化をパクらないでください」とか、「核作らないでください」と言えばいいのですから。
そもそも、日本が軍隊を持つことについては、どこの国も何も言えないのです。
自分の国が持っているのに、他国に「お前は持つな」など、逆ギレもいいところです。
経済制裁に比べて、はるかにメリットが多い上に、その他の諸外国との問題も一気に解決してしまう可能性のある手段だと思います。
そして、自衛隊の国軍化によって、「北朝鮮の逃げ道を空けたまま、北朝鮮を追い詰めることが出来る」という、「対話と圧力」の理想の状態へ持っていけます。
今、日本が講じることの出来る北朝鮮への対抗手段では、自衛隊の国軍化がもっとも有効だと思います。
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