ネット上からDL→違法ファイルだった→逮捕
2006年11月24日 コンピュータ コメント (1)昨今、ゲーム制作(自分で作っているのが一作と、友人が作っているもののグラフィック担当)で忙しく、更新する時間がとれません><
今回は、首相官邸への意見メールをそのままのせることになりましたが、ご容赦ください。
"ダウンロードしても違法" 政府、著作権法改正を検討
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/860393.html
何を考えてるんでしょうか、政府は。
以下、抗議に送ったメール。
24日、知的財産戦略本部が、音楽や映像の違法コピーのインターネット上からダウンロードを全面的に禁止する著作権法改正に着手すると報道されていました。それを見て、これに反論したいと思い、ご意見申し上げます。
はっきり言ってしまいますと、この対策を考えた方は、インターネットにまったく無知であると思われます。通常、インターネットを閲覧いたしますと、そのファイルを「ダウンロード」して(キャッシュに保存して)、それを各自のパソコンで処理しています。従って、ダウンロード禁止というのは、パソコンやインターネットの構造上不可能であり、それを違法とするのは、事実上のインターネット禁止令と捉えらえられかねません。
また、「違法ファイル」をダウンロードしなければいいではという考えもあるかもしれませんが、残念ながらダウンロード以前にそれ自体が違法かどうかなど判断することは不可能です。
以上のことにより、違法コピーファイルのダウンロード全面禁止にする著作権法改正は、日本のIT業界に深刻な打撃を与えることになります。
また、海外でも人気が高い日本のマンガやアニメなどの権利保護を強め、コンテンツ産業の育成を促す狙いもあると報道されていましたが、違法コピーファイルのダウンロード禁止では、むしろ逆効果になる可能性もあります。
それは、違法ダウンロード禁止がサブカルチャー権利保護に繋がらないからです。画像や動画ファイルというものは、容量が大きく、インターネットの回線速度の問題で、インターネット上からダウンロードしてくるには(合法違法問わず)画質が大幅に劣化します。
これにより、元々アニメのDVD等を買おうと思っている人は、まともに見れたものではないファイルでは満足できないため、DVDを買うことになるでしょう。また、元々買う気もない人は、それで充分なために、もし見れなくなったとしても、わざわざDVDを買うという発想には辿り着きません。よって、違法ダウンロード禁止がサブカルチャー権利保護に繋がらないことになります。また、逆効果になるかもしれないというのは、『涼宮ハルヒの憂鬱』がアメリカの動画サイト「youtube」を活用することによって(いわば、違法ダウンロードされることによって)、爆発的人気を博すという出来事が起こっています。これにより、違法ダウンロードによりアニメを接する機会が増したために、返ってサブカルチャー産業を手助けするということも起こりうるのです。
従って、違法ダウンロード禁止は、サブカルチャーにマイナス要因を与えることになる可能性があります。
法律というものは、悪人を取り締まるものであって、悪人を創り出すものではありません。
今回の知的財産戦略本部の出した案は、以上の理由により、現状にそぐわないと判断されますので、アニメーターや漫画家など、その筋の専門家をメンバーに加えることを帝タンいたします。また、サブカルチャーの隆盛に寄与したいなら、劣悪な環境におかれている自国のアニメーターを救済する措置をとっていただきたいと思います。
今回は、首相官邸への意見メールをそのままのせることになりましたが、ご容赦ください。
"ダウンロードしても違法" 政府、著作権法改正を検討
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/860393.html
ダウンロード、海賊版は禁止 政府、著作権法改正を検討ダウンロード禁止って……
政府の知的財産戦略本部(本部長・安倍首相)は、音楽や映像を違法コピーした「海賊版」をインターネット上からダウンロードすることを全面的に禁止する著作権法改正に着手する。
27日に開く知財本部コンテンツ専門調査会に事務局案を提案。
罰則も設け、08年通常国会に提出をめざしている改正案に盛り込む。
海外でも人気が高い日本のマンガやアニメなどの権利保護を強め、
コンテンツ産業の育成を促す狙いがある。
http://www.asahi.com/national/update/1123/TKY200611230288.html
何を考えてるんでしょうか、政府は。
以下、抗議に送ったメール。
24日、知的財産戦略本部が、音楽や映像の違法コピーのインターネット上からダウンロードを全面的に禁止する著作権法改正に着手すると報道されていました。それを見て、これに反論したいと思い、ご意見申し上げます。
はっきり言ってしまいますと、この対策を考えた方は、インターネットにまったく無知であると思われます。通常、インターネットを閲覧いたしますと、そのファイルを「ダウンロード」して(キャッシュに保存して)、それを各自のパソコンで処理しています。従って、ダウンロード禁止というのは、パソコンやインターネットの構造上不可能であり、それを違法とするのは、事実上のインターネット禁止令と捉えらえられかねません。
また、「違法ファイル」をダウンロードしなければいいではという考えもあるかもしれませんが、残念ながらダウンロード以前にそれ自体が違法かどうかなど判断することは不可能です。
以上のことにより、違法コピーファイルのダウンロード全面禁止にする著作権法改正は、日本のIT業界に深刻な打撃を与えることになります。
また、海外でも人気が高い日本のマンガやアニメなどの権利保護を強め、コンテンツ産業の育成を促す狙いもあると報道されていましたが、違法コピーファイルのダウンロード禁止では、むしろ逆効果になる可能性もあります。
それは、違法ダウンロード禁止がサブカルチャー権利保護に繋がらないからです。画像や動画ファイルというものは、容量が大きく、インターネットの回線速度の問題で、インターネット上からダウンロードしてくるには(合法違法問わず)画質が大幅に劣化します。
これにより、元々アニメのDVD等を買おうと思っている人は、まともに見れたものではないファイルでは満足できないため、DVDを買うことになるでしょう。また、元々買う気もない人は、それで充分なために、もし見れなくなったとしても、わざわざDVDを買うという発想には辿り着きません。よって、違法ダウンロード禁止がサブカルチャー権利保護に繋がらないことになります。また、逆効果になるかもしれないというのは、『涼宮ハルヒの憂鬱』がアメリカの動画サイト「youtube」を活用することによって(いわば、違法ダウンロードされることによって)、爆発的人気を博すという出来事が起こっています。これにより、違法ダウンロードによりアニメを接する機会が増したために、返ってサブカルチャー産業を手助けするということも起こりうるのです。
従って、違法ダウンロード禁止は、サブカルチャーにマイナス要因を与えることになる可能性があります。
法律というものは、悪人を取り締まるものであって、悪人を創り出すものではありません。
今回の知的財産戦略本部の出した案は、以上の理由により、現状にそぐわないと判断されますので、アニメーターや漫画家など、その筋の専門家をメンバーに加えることを帝タンいたします。また、サブカルチャーの隆盛に寄与したいなら、劣悪な環境におかれている自国のアニメーターを救済する措置をとっていただきたいと思います。
荒らしについて思うこと
2005年4月25日 コンピュータ2005年1月16日日記より
通報後、早速返事がきましたが、事態を改善すべく対策を行うと回答を得ました。
さておき。
今日は荒らしの話。
基本的な荒らしとは、猥褻な表現・誹謗中傷・連続投稿・大量書きこみなどを掲示板やチャットで行うもので、「コンピュータ技術及び電気通信技術を悪用した犯罪」(以下 ハイテク犯罪)の一つです。
ハイテク犯罪とは、サイバースペース上行われる犯罪で、高度の匿名性があり、痕跡を残さず、瞬時に世界中に発信されるなどのサイバースペース特有の特徴があります。
また、不特定多数の者に被害が及んだり、国境を越えることが容易である特性もあります。
サイバースペース上の犯罪であるハイテク犯罪は、現実世界の犯罪よりも罪を犯しやすい傾向にあります。
それは、匿名性が高く、インターネットというバーチャル空間で行われる為、不正行為や犯罪への心理的・物理的抑止力が低下するなどの原因が挙げられます。
ハイテク犯罪には、わいせつ画像の販売、覚せい剤などの違法な薬物や毒劇物の販売、拳銃やその部品の販売、商品販売を仮想する詐欺、個人や法人への脅迫や名誉毀損・侮辱、犯罪を行う方法の具体的解説、少年の健全育成の妨げとなる情報を流す……etc
です。
「荒らし」行為は、主に「個人や法人への脅迫や名誉毀損・侮辱」に当たります。
「個人や法人への脅迫や名誉毀損・侮辱」は、主に誹謗中傷・脅迫です。
サイト管理者を侮辱したり、サイト閉鎖を強要したりなど、さまざまな書き込みがそうです。
私のように同人系のサイトの場合、場にそぐわない発言をし、雰囲気を壊す場合も「荒らし」に入ります。
荒らしには、断固たる対応で「無視・即削除」に努めるのが正しい対応のようです。
個人的に恨みがあり、荒らされている場合は、これに限りませんが、辛抱強く耐えて消し続ければ、荒らしは飽きて去っていきます。
どんな挑発にも乗ってはいけません。あくまでこちらは冷静に。荒らしなどと同レベルになってまで話をする必要はありません。
しつこい場合は、ログをとったり、スクリーン画面を保存しましょう。通報したり告訴したりするときの証拠になります。
無視し続けても改善され無い場合は、アクセス制限をして掲示板から締め出してください。
それでも書き込みが止まない、またはアクセス制限ができない場合は、採っておいたログや画像つけて、プロバイダや警察に通報しましょう。
荒らしは場合により、名誉毀損罪・侮辱罪・威力業務妨害罪・電子計算損壊等業務妨害罪になります。
また、刑法に問えなくとも、「精神的・財産的に被害を被った」として民事上の不法行為を問えることがあります。
「荒らし」は犯罪行為です。
犯罪には断固たる対応で臨み、挑発には決して乗らないようにしましょう。
警察相談窓口→http://www.npa.go.jp/cyber/soudan.htm
通報後、早速返事がきましたが、事態を改善すべく対策を行うと回答を得ました。
さておき。
今日は荒らしの話。
基本的な荒らしとは、猥褻な表現・誹謗中傷・連続投稿・大量書きこみなどを掲示板やチャットで行うもので、「コンピュータ技術及び電気通信技術を悪用した犯罪」(以下 ハイテク犯罪)の一つです。
ハイテク犯罪とは、サイバースペース上行われる犯罪で、高度の匿名性があり、痕跡を残さず、瞬時に世界中に発信されるなどのサイバースペース特有の特徴があります。
また、不特定多数の者に被害が及んだり、国境を越えることが容易である特性もあります。
サイバースペース上の犯罪であるハイテク犯罪は、現実世界の犯罪よりも罪を犯しやすい傾向にあります。
それは、匿名性が高く、インターネットというバーチャル空間で行われる為、不正行為や犯罪への心理的・物理的抑止力が低下するなどの原因が挙げられます。
ハイテク犯罪には、わいせつ画像の販売、覚せい剤などの違法な薬物や毒劇物の販売、拳銃やその部品の販売、商品販売を仮想する詐欺、個人や法人への脅迫や名誉毀損・侮辱、犯罪を行う方法の具体的解説、少年の健全育成の妨げとなる情報を流す……etc
です。
「荒らし」行為は、主に「個人や法人への脅迫や名誉毀損・侮辱」に当たります。
「個人や法人への脅迫や名誉毀損・侮辱」は、主に誹謗中傷・脅迫です。
サイト管理者を侮辱したり、サイト閉鎖を強要したりなど、さまざまな書き込みがそうです。
私のように同人系のサイトの場合、場にそぐわない発言をし、雰囲気を壊す場合も「荒らし」に入ります。
荒らしには、断固たる対応で「無視・即削除」に努めるのが正しい対応のようです。
個人的に恨みがあり、荒らされている場合は、これに限りませんが、辛抱強く耐えて消し続ければ、荒らしは飽きて去っていきます。
どんな挑発にも乗ってはいけません。あくまでこちらは冷静に。荒らしなどと同レベルになってまで話をする必要はありません。
しつこい場合は、ログをとったり、スクリーン画面を保存しましょう。通報したり告訴したりするときの証拠になります。
無視し続けても改善され無い場合は、アクセス制限をして掲示板から締め出してください。
それでも書き込みが止まない、またはアクセス制限ができない場合は、採っておいたログや画像つけて、プロバイダや警察に通報しましょう。
荒らしは場合により、名誉毀損罪・侮辱罪・威力業務妨害罪・電子計算損壊等業務妨害罪になります。
また、刑法に問えなくとも、「精神的・財産的に被害を被った」として民事上の不法行為を問えることがあります。
「荒らし」は犯罪行為です。
犯罪には断固たる対応で臨み、挑発には決して乗らないようにしましょう。
警察相談窓口→http://www.npa.go.jp/cyber/soudan.htm
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