新憲法に『自衛軍』

ついに……ついに……このときがやってこようとしています。

http://www.sankei.co.jp/news/050707/sei032.htm より、

新憲法に「自衛軍」　自民起草委、きょう要綱案提示へ

　自民党新憲法起草委員会（委員長・森喜朗元首相）は7日、首相・衆参両院議長経験者や10の小委員長を集めて幹部会議を開き、11月に公表する「新憲法」草案の骨格になる要綱案を提示する。象徴天皇の維持、自衛軍の明記などが主な内容になっている。

（中略）

　安全保障では、九条二項の戦力不保持の原則を見直し、自衛や国際平和と安定のための「自衛軍の保持」を明記する。政府が「保有するが行使できない」としてきた集団的自衛権の行使を容認するものの、「自衛」に含まれる概念として憲法には書き込まない。非常事態も法律で扱えるとして憲法には明記しない方向だ。

　憲法改正案の国会発議要件は、現行の「衆参各院の総議員の3分の2以上の賛成」から「過半数の賛成」へ緩和する。自衛軍の規律を保持する「軍事裁判所」の設置は認めるが、最高裁判所を終審とする司法機関と位置付け、法律で定めることにした。

自衛隊国軍化における内容は、以上です。
それにしても、こんなに早く……名称が『自衛軍』とはいえ、一応の国軍化されるとは……これで極東の三バカ周辺諸国との関係も、大きく改善されることでしょう。

やっぱり、階級も現行から元に戻すのでしょうか……戻してくれたほうが、格好いいですし……というより、今のはややこしい……

せめて、防衛庁を『省』に格上げしてほしいですね。あとは中国への貢物ODAを国防費に回したり。
いろいろと改革は出来そうです。

……ですがやはり、『日本自衛軍』なんて格好の悪い名称より、『日本国防軍』・『日本陸・海軍』のが響きがいいのに……もったいない。
さておき、どうしてわざわざ『自衛軍』なんて名前にしたのか考えて見ましょう。
おそらく、「自衛のための軍であることを意識してのこと」だと思いますが、この名称のせいで本末転倒にならないかと心配しているのは、果たして杞憂でしょうか。

まぁ、上記のような心配事はありますが、曲がりなりにも「軍事裁判所」を置くといった措置は取られるでしょうから、「優」「良」「可」「不可」で言うと、「良」でしょう。

あとは、国会で通して、国民投票で過半数を取れば……解決しますが。

現行では、この案を通すのが現実的でしょう。
皆様、国民投票の際は、是非。