首相の靖国参拝についての朝日新聞の社説（電波注意報発令？）

靖国参拝　負の遺産が残った
http://www.asahi.com/paper/editorial.html

　首相のたび重なる参拝の結果として、靖国神社の展示施設である遊就館に代表される歴史観は、海外にも紹介されるようになった。あの戦争を「自存自衛のための戦い」とし、今もそうした過去を正当化している。
　そんな歴史観を持ち、A級戦犯の分祀（ぶんし）を拒んでいる神社に、首相が反対をものともせずに公然と参拝する。その映像はただちに世界に伝えられ、「歴史を反省しない国」というイメージが再生産されていく。

先の大戦は「自存自衛のための戦い」であったことは、マッカーサーも認めていますが、何か？
正当化もなにも、「はじめから正当なもの」だったものを、朝日などが「勝手に」正当ではないといってるだけではないのでしょうか？

「私的な参拝」を演出したのは、高裁の違憲判断を意識すると同時に、中韓の反発を和らげる狙いがあったようだ。だが、これだけ行くか行かないかが国内外で注目される事態になった以上、形式を変えたところで大きな違いはなかろう。

「する」と「しない」では大きな差がありますが、「私的」か「公的」かでも結構大きな差だとおもいます。（もちろん、私は「公的」参拝支持ですが）

　まして国内では、司法の判断や世論が分かれている。戦没者をどう弔うかという、国家にとって重要な課題で対立があるなら、一方の立場をとるのではなく、より多くの人が納得できるあり方を模索するのが政治指導者の役割ではないか。

より多くの「日本人」が納得できるように模索していただきたいですね。
それに、司法の判断は、「分かれてはいません」。
大阪高裁は、「違憲判断」はしましたが、「違憲判決」はしていません。傍論というところで、「愚痴った」だけです。あんな傍論の暴論は、判例としての意味を成しません。つまり、あんな余計な一文は、無視してもいいのです。司法で重要なのは、「判決」です。

　靖国問題は、とくに中国との間で互いに排外的なナショナリズムの連鎖を生んでいる。その背景には成長一途の中国側の自信、バブル崩壊後の自信喪失から抜けられない日本側の焦燥感が微妙に絡み合っている。

へぇ……支那に日本が嫉妬してるのが原因と？
あんなに貧富の差が広がって、世界の総処刑者数の半数以上を出し、各地で内乱が起こり、この間は東突独立戦争が始まった国に対して、誰が嫉妬すると言うのでしょう。

　首相が参拝の方針を貫いたことで、日本は何を得たのだろうか。首相はあと1年で退任するそうだが、後に大きな負の遺産が残されたのは間違いない。

小泉首相は、あと一年で退任するとよく言っています。……個人的には、戦後最高の首相である小泉首相があと一年しか務めないのは残念でなりませんが、こういう「独裁者が生まれない土壌」も、日本人らしいところでしょう。
この参拝で、日本は中共に大して、「靖国参拝問題は外交カードに使えない」という大きな「正の遺産」を残すことになるでしょう。

また、天声人語では、
【天声人語】2005年10月18日
http://www.asahi.com/paper/column.html

　ひきくらべるわけではないが、昨日の首相に、制御のきかない暴走を連想してしまった。これまで「小泉劇場」の「小泉マジック」は、多くの人を引きつけてきた。それはそれで、首相独特の手法なのかもしれない。しかし、司法の違憲の判断をも軽くみているような姿に、「小泉サーカス」の危うさが際だって見える。かたくなな「信念」の行きつく先が心配だ。

危うさ……ですか……

とりあえず、電波の量は想定の範囲内だったとはいえ、この「どこの新聞社？　支那？　北朝鮮？　韓国？」と聞きたくなる売国ぶりには、もう感心する状況です……

オマケ
靖国参拝、市民団体が首相官邸前で抗議集会
http://www.asahi.com/national/update/1018/TKY200510180243.html
また「プロ市民」を「市民団体」と称してますね……

靖国参拝で中国メディア　批判報道控え、政府抗議に力点
http://www.asahi.com/international/update/1018/007.html
さすが……支那は韓国と違ってしたたかというか……
しかし、「中国にほめられたい」病にかかっている、河野洋平のことを上げるとは……