自称”有識者”会議は皇族の方々や国民の意見に耳を傾けよ
2005年11月20日 政治内親王の宮家創設容認、皇室典範会議が最終調整
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20051120i203.htm
天皇家の継承は、ただ男系であることのみが条件で行われてきているのを、彼らは知らないということはないでしょう。(知らなかったら”有識者”を語る資格はありません)
継体天皇の例を見るまでもありません。
そして、今回の件についてですが、『女性皇族が結婚後に皇族に残る』ことが問題です。
この場合、継承権が『女系の子供になる』可能性があります。
ただでさえ、この自称”有識者”会議は『女性・女系天皇』を混同して考えて、2600年の伝統をこの平成の世において絶とうとしています。
女性天皇は、今までに10代8人いたのは確かで、私も女性天皇容認には賛成です。
しかし、皇室の、唯一の継承ルールと言っていい『男系』をここで覆すと、そこで神武天皇家は絶えてしまうのです。
私たちは、子孫から後ろ指を差されないように、伝統を維持していく必要があります。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20051120i203.htm
小泉首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」(座長=吉川弘之・元東大学長<補足・専門はロボット工学>)は19日、皇族の範囲について、女性皇族のうち、天皇の姉妹や娘、孫にあたる「内親王」に限り、皇籍離脱を認めず、結婚後は宮家を創設できるようにする方向で最終調整に入った。彼らは本当に有識者なのでしょうか?
内親王や親王妃らを除く女性皇族である「女王」についても、結婚後、皇籍を離脱しないことを認める見通しだ。
有識者会議は、男系男子に限定していた皇位継承資格者を女性皇族に拡大し、女性・女系天皇を容認する考えで一致。皇位継承順位は男女を問わず、長子優先とする方針を固めている。21日の第16回会合で、内親王の宮家創設容認も確認する見通しだ。今月中に最終報告をまとめ、小泉首相に提出する。
現行の皇室典範は、皇族の子孫はすべて皇族とする「永世皇族制」を採用している。15歳以上の内親王と王、女王は自らの意思で皇籍離脱が可能と規定。さらに、内親王、女王を問わず、女性皇族は一般男性と結婚した場合、皇室を離れなければならないと定めている。
今回、有識者会議が女性天皇を容認したことで、女性皇族は皇位継承のために、結婚後も皇室に残る必要が出てきた。しかし、すべての女性皇族が皇室に残り、宮家を創設した場合、皇族費増加の懸念があった。
このため、有識者会議は女性皇族のうち、内親王は必ず皇族に残る一方、女王は自らの意思がある場合には皇籍離脱できる制度とすべきだとの考えで大筋一致した。これにより、皇籍離脱の要件に関して、内親王は、天皇の弟や息子、男孫である親王と同じ立場となる見込みだ。また、女王も王(親王以外の男性皇族)に準じることになる。
天皇家の継承は、ただ男系であることのみが条件で行われてきているのを、彼らは知らないということはないでしょう。(知らなかったら”有識者”を語る資格はありません)
継体天皇の例を見るまでもありません。
そして、今回の件についてですが、『女性皇族が結婚後に皇族に残る』ことが問題です。
この場合、継承権が『女系の子供になる』可能性があります。
ただでさえ、この自称”有識者”会議は『女性・女系天皇』を混同して考えて、2600年の伝統をこの平成の世において絶とうとしています。
女性天皇は、今までに10代8人いたのは確かで、私も女性天皇容認には賛成です。
しかし、皇室の、唯一の継承ルールと言っていい『男系』をここで覆すと、そこで神武天皇家は絶えてしまうのです。
私たちは、子孫から後ろ指を差されないように、伝統を維持していく必要があります。
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