皇位継承 時代が求めた女系天皇(朝日新聞社説)
http://www.asahi.com/paper/editorial20051125.html
余りのアホさ加減に、ここに全文を晒しておきます。
 皇室典範に関する有識者会議の報告書がまとまった。
 皇位を継承する資格を女性とその子孫の女系皇族に広げる。皇位継承の順序は男女を問わず、天皇の直系の第1子を優先する。この二つが大きな柱である。
 皇室では、皇太子の次の世代に男子がいない。皇位の継承者を皇室典範が定める男系男子に限れば、やがては天皇になる人がいなくなる恐れがある
 将来にわたって安定した皇位継承の制度をどうつくるか。それが有識者会議の課題だった。
 その意味で、「女性天皇、女系天皇の容認」と「第1子優先の継承」という結論は妥当だと思う。支持したい
 天皇制には長い歴史があり、国民の間にもさまざまな意見がある。廃止を望む人もいる。しかし、日本国憲法の下で、象徴天皇制は社会に定着し、国民の大半が支持してきた
 この象徴天皇制を維持するために皇位継承のあり方を見直すことは、日本にとって重要な問題である。
 有識者会議は「安定した制度」のほかに、二つの基本的な視点を挙げた。
 第一は国民の理解と支持を得られるかどうかだ。天皇の地位について、憲法は「日本国民の総意に基づく」と定めている。敗戦を境に、天皇制はそれまでとは異なるものになったのである。
 第二は伝統を踏まえることである。しかし、一方で有識者会議は、伝統には各時代によって選択されてきた面があり、何を次の時代に引き継ぐかを重視する、と述べた。これも、戦前と戦後で皇室のあり方が大きく変わったことを思えば、適切な考え方だろう。
 戦後、家制度がなくなり、男女の役割の考え方も変わった。皇室のあり方も、そうした社会の変化を無視できまい。
 敗戦までは、皇后以外の側室との間に生まれた男子にも皇位継承が認められてきた。皇室に側室制度がなくなり、ここにも、皇位継承者を男子にこだわり続けるわけにいかない事情がある。
 旧皇族の男子を皇族にして男系を維持すべきだという意見がある。しかし、60年近く一般国民として過ごしてきた人を皇室に迎えても、多くの国民が納得できるとは思えない
 皇位継承の順は、女性・女系天皇を認めること以上に論議が分かれている。
 きょうだい間で男子を優先すれば、弟が姉より継承順位が先になり、なかなか順位が定まらない。第1子優先ならば養育方針も早く定まりやすい。それが第1子優先とした有識者会議の理由だった。
 とはいえ、今後、皇太子の次の世代に男子が誕生する可能性がないわけではない。政府は来年の通常国会に皇室典範の改正案を提案する方針だが、こうした事情を織り込む工夫は必要だろう。
 天皇が高齢などで退位したり、皇族がみずから皇室を離れたりすることができないか。そうしたことも、この報告書を機に、論議が広がってほしい

相変わらず、アカ日新聞の社説らしい電波が飛んでます。
今日もアカ日は正常運転。

自称有識者会議が、ありえない結論を出したことについての記事ですが、目に飛び込んできた「廃止を望む人もいる」には、さすがに驚きました。
何故って……ここまでアカ日らしい記事は久々だったからです。
まるで、アカ日テンプレートに則って書かれたかのような……
はっきり言って、天皇廃止論者よりも、朝日新聞廃止論者の方が多いですから!
それに、
>日本国憲法の下で、象徴天皇制は社会に定着し
と……天皇陛下はたった60年前に出来た法の下におられるわけではないことは、自明の理。天皇家は、2600年の歴史を持つ世界最古で最後の皇室です。
また、
>60年近く一般国民として過ごしてきた人を皇室に迎えても、
>多くの国民が納得できるとは思えない。
とありますが、どう考えてもこれでは、女性天皇の配偶者を皇室以外から決めることさえ国民の納得が出来ないということになります。アカ日の推進する女系天皇に、大きく矛盾が生じます。
それに、旧宮家の方々は、いまでも皇室と繋がりがあり、親しく交流を続けられているとのこと。
少し調べても、私のような一般人が知りえる知識を、なぜ朝日新聞記者が知らないのか、疑問が絶えません。
このように、『議論が広がって欲しい』としておいて、数日後には『声』で天皇廃止論者の電波が拝めるのでしょうか……予想通りになったらそれはそれでアカ日クォリティですが。

朝日新聞は、『時代が変わったんですよ』『こうでもしないと存続できませんよ』と、国民を恫喝し、いずれは天皇制廃止へと持っていこうとしているのではないでしょうか。

ともすれば、この自称有識者会議の結果を我々国民が一丸となって撥ね付ける必要があるのではないでしょうか。

平成の御世で、連綿と続く天皇制を破壊してはいけません。

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