韓国、日本追い抜き対中投資額3位に浮上
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/03/30/20060330000053.html
 韓国の対中国投資が伸び続け、日本を追い抜き香港・バージン諸島に次いで3番目に対中投資額が多い国になった。

 30日、チャイナ・デイリーは「地理的に近いことや歴史・文化的同質性から、中国が韓国の魅力的な投資先になっている」と分析した。また、「韓国企業の市場を読む力と、果敢な投資が中国市場での成功につながった」ともしている。

 中国は韓国と地理的に近く、過去1000年以上交易を行ってきた歴史がある。また、儒教的な価値感を共有、文化的同質性も高いので、韓国企業に中国は理想的な投資先と考えられている。

 サムスンとLGは現在、中国市場で韓国と同規模の事業を計画しているなど、投資を増やしている。LGは北京の商業地域にソウル本社に似たツインビルを建設中。サムスン電子はすでに45億ドルの対中投資で、単一企業としては2番目に多い投資をしている。

 1960年代に中東地域の開発事業に参入することで海外投資を始めた韓国企業だが、1992年に韓中国交開始以来、中国投資に重点を移し始めた。その後14年間、サムスン・LG・現代といった大手企業は中国企業の刺激となるほど成功している。

サムスン電子の中国法人、サムスン・チャイナは去年、中国で253億ドルの売上を達成したとしている。2004年は売上240億ドルで、2003年の160億ドルから大幅に増えた。

 駐中国大使館の申鳳吉(シン・ボンギル)経済公使は「韓国企業は経済・産業の流れをつかむため参入し、中国市場でチャンスを逃さなかった」と話す。一例としてサムスンやLG電子は1992年の中国進出の際、白黒しかなかったテレビ市場をカラーテレビ中心に変え、電子製品市場の基盤をつかんだ、としている。
どうも、私には「韓国が日本の投資額のそれを上回った」というより、「日本が支那から撤退を始めた」用に感じるんですが……。
強みだった安い人件費も、だんだん魅力じゃなくなってきてますし、何よりその知的財産についての感覚の欠如も否めませんから。

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